« 795 まんがで読破 旧約聖書 バラエティ・アートワークス | トップページ | 週末の過ごし方20150328・ワイン44「リトルペンギン」 »

796 投手論 吉井理人

 図書館より。PHP新書。

 これはいい本だ。阿波野、小野、野茂、山崎、加藤哲、石本、佐野といった近鉄最後の黄金時代のリリーバーだった著者は、キレやすく何かあるとベンチの物にあたっていたそうだ。そんな著者も大リーグに渡り、帰国して日本ハムのコーチになる。だからエピソードがいちいちおもしろい。

*(ベンチで暴れると)「自分が弱っているところを他人に見せるようなものや。腹がたっても我慢せい」(野村克也) 物を壊すとヤクルト球団から請求書が届く。
*グラウンド外の移動の仕方やクラブハウスの過ごし方、クラビー(クラブハウスボーイ)にチップを払うのか、スパイクを磨くのは誰に頼めばいいのか、といった小さな情報はすべての藻から入り、日本人選手に広まっていった。このためどの選手もすっと新しいチームに入っていける。
*普通フォークは回転をなくすが、野茂は意図的に回転をかける。打者に見破られにくいし、ワンバウンドしたときも止めやすい。
*ヒップファースト; 左側の骨盤を張り出すように、左脚を前にステップしていく。「チンコファーストはダメだぞ」と言うと、若い選手は喜んだ。
*十人選手がいたら三人は俺のことが好きで、三人は大嫌い。残りの四人は監督のことはどうでもいい。そのどうでもいい選手が大嫌いに引き込まれないように注意してみておくのが、チームをまとめる最善の方法だ。(ボビー・バレンタイン)
*(山下和彦や鶴岡のような方の強くない捕手は)盗塁阻止率を上げようとの欲もないし、まず今打席にいる打者を押さえることに徹する。そういう捕手のほうがチームが勝つ確率は高くなる。

  

|

« 795 まんがで読破 旧約聖書 バラエティ・アートワークス | トップページ | 週末の過ごし方20150328・ワイン44「リトルペンギン」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 795 まんがで読破 旧約聖書 バラエティ・アートワークス | トップページ | 週末の過ごし方20150328・ワイン44「リトルペンギン」 »