813 シンプル英文法 パトリシア・A・オコナー
図書館より。DHC。副題、ネイティヴ・スピーカーが教える。訳、副島隆彦。
このタイトルはない。どれだけシンプルな英文法かと思ったら、中身はネイティヴでさえ迷うような重箱つつき。著者の経歴はニューヨークタイムズ誌の編集者であり、校正指導に携わっていることから、むべなるかな。
例えば主語がor(nor)で結ばれており、片方が単数でもう片方が複数だったら、動詞はどちらに合わせるのか。
*Neither the eggs nor the milk [was / were] fresh.
eggsに合わせればwereだが、milkに合わせればwasだ。
*答えは簡単です。動詞に近い方の主語に合わせればいいのです。
つまりこの場合はmilkに合わせてwasとする。
全編、こんな感じ。
*gonna, gotta, wanna;これらは単に無教養な英語に過ぎません。
*セミコロン; ①間にandを入れずに節を分ける ②箇条書きの中ですでにカンマを使っているとき
*命令法; imperative
*暗喩(metaphor) <>直喩(simile) like, asがつく
*品詞は8種類ある。名詞、代名詞、形容詞、動詞、副詞、前置詞、接続詞、感嘆詞。次の文はすべての品詞を使っている。But gosh, you are really in terrible trouble!
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