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817 よってたかって古今亭志ん朝 志ん朝一門

 図書館より。文藝春秋。

 昭和の大名人、古今亭志ん朝の弟子たちが語る師匠の教え。志ん朝師は弟子は取らないことにしていたので、弟子入り志願者はみな一度は断られる。そこから泣き落とす者、つてをたどる者、おもしろい。カタブツの右朝師が飲むと師匠やおかみさんにも絡む面倒くさい奴、という話もくすりとしてしまう。

#あのなあ、一番身近な人をいい気持ちにさせられなかったら、芸人になれないよ。それができないんだったら、辞めた方がいい(志ん橋に)

 志ん橋らが若手で勉強会をすることになった。トリに何をすればいいか相談した。「(ほかの)みんなどんなの演ってるんだ? 見せてみろ」と演目を見せたら。
#バカ野郎っ。駄目っ、やっぱり『元犬』。お前ねえ、落研じゃないんだよ。こんな大きな噺ばかり選びやがって。お前たち何をやってるんだよ
 志ん朝師に叱られた気がした。『らくだ』をやってすみません。

 志ん馬と志ん橋に。『明烏』の時次郎の台詞があっさりしている、と。
*お前ね、いいか、女と同じで、客はいきたがってるんだよ。お前たちは、そっとそらしちゃうんだ。これはストレスが溜まるよ。よくクサイっていうだろう? そういうのを本当のクサイっていうんだよ。押してやるんだよ。(略)歌舞伎がそうだろう。思い切りクサクやるから客が『ウオー』ってなるんだ。

  

  

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