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880 座右のメイ 野口信行

 図書館より。PHP研究所。

 自己啓発ファンタジーという設定がおもしろい。主人公カオルは好きな音楽の道にも勧めず、ガソリンスタンドのアルバイトも解雇されてしまう。たまたま見つけた派遣会社に申し込むと、念願のレコード会社に配属が決まった。カオルが悩むとき、右肩に小さな妖精が現れて、力強い言葉をくれる、というもの。
 文章もきれいで、さわやかな読後感を残すいい本。

#たった一つ失敗しただけで、自分を全否定しない
#SHOULD(~すべき)でなくて、WANT(~したい)で働くこと

*(直接の上司の)進藤君に何の相談もせずに、(社長の)私に直接クレームを入れてくるということに対しては、社会人としていかがでしょうか?

*「夢は人を引きつけるために掲げる星」 夢ってものは、欲とは違うものなの。欲って呼ばれるものはね、基本的には個人で持つものなの。だって、誰か別の人のためにフェラーリに乗りたいってのは、あんまり成立しないでしょ。それとは対照的に、夢っていうものは、自分を誰かをつなぐものであったりするの。

  

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