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865 青年期の社会性のために 杉山登志郎・編著

 図書館より。学研。副題、アスペルガー症候群と高機能自閉症。

 『~理解とサポート』の続編。青年期というテーマはあるものの、様々な実例が説得力を持つ。自閉症スペクトラムは大人になれば治るというものではない。大人になれば対処方法を身につけていくのだ。だから母子ともに自閉症という場合がある。子供が自閉症と診断されたが、接しているうちにお母さんも自閉症だとわかることがあるというのだ(親子アスペ)。

#トークンエコノミー(適切な行動に対してポイントを与え、ポイントの定められた数に対して様々な特典を得ることができるという行動療法的な対応方法)

*自閉症に接し慣れた者は、このような注意事項を実行しているのが常である。同時に二つの刺激を出さないこと、不用意に身体接触をしないこと。物をひっくり返すといった周囲から叱責が飛ぶような行動に関しても、いきなり表情を変える、あるいは不意の大声を出さないこと。

*学校が抱える問題には四つのレベルがある。第一は、担任教師の努力によって解決が可能なレベル。第二は、学校全体の協力体制を構築することによって解決可能なレベル。第三は、学校外の専門家-例えば医療機関などとの連携によって初めて解決可能なレベル。そして第四のレベルの問題とは、外部の専門家の協力を得ても、解決が困難な課題や状況である。(略)学校ができることを最大限行うことは必要であるが、できないことをできないと言うこともまた必要である。

*LD; 全体的な知的能力には問題がないにもかかわらず、中枢神経系の障害によって、特定の能力が障害され、学習に困難を来す。
*医学的定義; 読み、書き、計算
*教育学的定義; 読み、書き、計算、聞く、話す、推論する

  

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