912 まんがで読破 平家物語 バラエティ・アートワークス
図書館より。イースト・プレス。
劇画調のシリアスな絵で平家の没落を描く。泣き所である人の最期は丁寧に描写され、清盛死後のスピード感には儚ささえ感じられる。
一般の歴史書を読んでいると後白河天皇(法皇)ばかり注目されるが、本書を読むと逆に権力のない高倉天皇のやるせなさが胸を打つ。弱者、敗者の物語。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 1571 そろそろタイムマシンで未来へ行けますか? 齊田興哉(2023.05.30)
- 1570 変わる日本語それでも変わらない日本語 塩田雄大(2023.05.26)
- 1569 目玉焼きの丸かじり 東海林さだお(2023.05.25)
- 1568 トキワ荘マンガミュージアム コロナ・ブックス編集部(2023.05.23)
- 1567 調べる技術 小林昌樹(2023.05.19)
コメント