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932 医療保険はすぐやめなさい 内藤眞弓

 図書館より。ダイヤモンド社。副題、「一生安心」にだまされるな!

 医療保険は困ったときにお金がもらえるわけではない。医療保険はお金に苦しいときにお金がもらえるわけではない。医療保険は入院したら、がんにかかったら、必ずお金がもらえるわけではない。保険は契約であり、約款に記された条件を満たす場合のみお金がもらえるのだ。
 しかも現代は医学が急速に発達している。保険は過去のデータから算出しているので、どうしても現状の後追いになる。これまで入院が当たり前だったものが、日帰りの通院になる。それでは保険金はもらえない。

 ではどうしたらいいのかというと、著者は一貫して貯金を勧める。貯金はなんにでも使える。貯金が150万円以上あるならば、それで医療費はまかなえる、と。

#がんの治療費に備えるには民間医療保険でなく、最初に一時金がもらえるがん保険に加入するのが有効な方法だといえます。
 例えば日帰りで放射線治療を受けてもふつうの保険ではお金は下りない。一時金は下りたらなんにでも使える。余命半年と宣告されて一時金を受けそれ以上生き延びても、お金を返す義務さえないのだ。

  

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