1023 ディズニーの絆力 鎌田洋
図書館より。アスコム。
著者はどうしてもディズニーに入りたくてハウスメーカーを辞め、カストーディアル(掃除係)や教育部門で活躍した人。
カストーディアルを中心に、ディズニーランドは手厚い思いやりによって運営されていることに感銘を受ける。
*スペースマウンテンの白い外観は毎年塗り直されている
*バックヤードも表と同じくらいきれい
#ノーと言わない
#最善を選ぶ
*真夜中にホージング(大量の水で道の汚れを洗い流す)
*カリナリーキャスト; 調理業務を行なう人
#相手から怒りをぶつけられた時は、戦わない
*Curiocity(好奇心), Confidence(自信), Courage(勇気), Constancy(一貫性)
*どんなにお金をかけて人工的なものを作っても、それが物である以上、3回行けば飽きてしまう。重要なのはどこで働く人なんだ。人の魅力で売らなければダメなんだ(ウォルト)
*「小分け用袋を入れますか?」; 家に持って帰ったとき、ディズニーのことを思い出す。ミッキーがデザインされたペンをもらった同級生は、自分も遊びに行ってみたいと思います。
*目隠しをして隣の人のカップに熱いコーヒーを注ぐ研修; やけどを負わせるのではないかとなかなか注げない
*ディズニーには身障者割引がない; すべてのゲストにハピネスを提供する理念、身障者も健常者も同じく楽しめますという自負
*「お姉ちゃんの仕事やってみたい」 ある日、小学生のお子さんから声をかけられたキャストがいました。彼女はしゃがみ込み、目線を男の子に合わせて、こう答えたそうです。
*「じゃあ、大きくなったらディズニーランドに来て、一緒にお仕事しようね」
*大きくうなずく男の子と指きりげんまん。手を振って別れました。
*それから数年後のこと。彼女の前に一人の高校生が現れました。
*「お姉ちゃん、ぼく、キャストになったよ」
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