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1063 やっかいな子どもや大人との接し方マニュアル 宮田雄吾

 図書館より。日本評論社。

 著者は精神科医。経験に裏打ちされた治療技術と対応法は一聴に値する。文体もやや砕けた感じでハードルを下げている。

*子どもは親や教師に向かって「お前は信用できない」と言い放ちます。(略)実際に多いのは、その大人が信用に足るかを確認する”テスト”です。(略)ですから大人側としては、威圧的すぎない物腰と、こびない雰囲気を維持し、苦笑でもしながら「あら、どうしたの?」と尋ねておけばいいように思います。

#話が通じにくいタイプの子どもは、自分の気持ちを上手に伝えることができません。使う語彙もとても少なくて、「別に」「フツー」「ビミョー」「ムカつく」の四つしかしゃべらない子どももいます。

*(自己肯定感を高めるために)まず、本人が努力したわけでもなく、ただ持っているに過ぎない部分を褒めるという方法をお勧めします。例えば、「背が伸びたねえ」とか「あなたの声は味があるねえ」と言うのは男女問わず、使える方法です。
*子どもの側にしてみれば、何かを頑張ったときに褒められたり、自分が自身を持っている部分を褒められたりしても、まさに予定調和で今さら、自己肯定感は増えません。自己肯定感を増やすためには、子どもが「そこを褒められるなんて思いもよらなかかった部分」を不意打ちのように褒める方法があります。(お辞儀の角度を褒める)

#親と連携する際に、教師や精神科医が気をつけなければならないことなのですが、専門家はつい目の前のこどもの問題の解決こそが最優先だと考えがちですが、しかし考えてみれば、親には親の人生があります。そんな親にとって、子育ては生活の一部にすぎないのです。

#酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律

#医療機関や学校が最もギョッとする挑発に「訴訟するぞ」があるかもしれません。そのような際にも正解は「無視」です。場合によっては「それはそちらの権利ですので、私どもがどうこう言える立場ではありません」と言うこともあります。

  

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