1118 サバからマグロが産まれる!? 吉崎悟朗
図書館より。岩波科学ライブラリー。
マグロはおいしい。マグロは体が大きいので養殖は大変である。それでは手頃な大きさのサバがマグロを産むようにしたらいいのではないか。
内容はコテコテの遺伝子工学である。光るクラゲの遺伝子を埋め込んで遺伝子がどこにあるかわかるようにする。マグロの卵は小さいので、卵の大きなヤマメとニジマスを使う。ヤマメがニジマスを産むことには成功した。サバからマグロが産まれるにはもうすぐだ、というところでこの本は終わる。
またこの技術は、クニマスなど絶滅ししそうな魚の遺伝子保存にも使えるとのこと。ジュラシック・パークそのものである。
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