1132 〈勝負脳〉の鍛え方 林成之
図書館より。講談社現代新書。
脳外の先生が「根性と猛練習だけでは世界では勝てない」と勝つための脳の使い方を紹介する。一つ一つのエピソードは面白く読めるのだが、では全体として勝負脳とは、とまとめようとしてもうまくまとまらない。読み足りないか。
*運動バランスのツボ; 左右両肩甲骨の間。氷を当ててみてもっともぞくぞくする場所。ここを冷やすと大きな効果がある。
*アメリカの研究生に指導したが、みんな不器用。見ると脇があいている。「これから一ヶ月間食事に箸を使うように」言い渡したら、見違えるように手先が器用になっていた。
*ランニングでは息を数回に分けて吐き出す方法が有効。吸い込むときも分割的に行なうと、肺胞が大きく膨らんだり小さくなったりする。
*「相手の長所に打ち克つ」のが最高の勝ち方
*基本的な四つの知能
*①ものを覚える
*②記憶を脳の中で再構成する
*③学習したことを表現する
*④独創的な考えを生み出す
*この④が勝負脳だという。
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