1134 保護者と「ぶつからない」「味方をつくる」対応術! 城ヶ崎滋雄
図書館より。学陽書房。
誠意ある対応と言うが、それは具体的にはどのようなものか、生々しいエピソードを元に語られる。
*面談を終わろうとすると「先生、〇〇はどうなんでしょうか?」と質問する保護者。これがあると時間が伸びてしまう。面談の道筋は「保護者が気になっていること→子供の成長の証であること→未来への謝辞」
#わがままは「確かめ行為」です。こんなことをしても許してくれる? 見捨てないで構ってくれる? と保護者を試しているのです。
#人は20分間話し続けると満足するようです。これはクレームも同じです。先生は「20分、20分我慢」と念じながら話を聞きます。
#電話でのクレームは椅子に腰掛けて対応する
*受け入れにくいことを言わなければいけないとき、先に、子供の気持ちを代弁してあげる。水たまりで運動会の練習ができないとき、「今朝は無理。中止」と正論を伝えるのでなく、「残念、せっかく朝早く登校したのだからリレーをやりたいよね」と、子供の不満が出る前に共感の声かけをするのです。
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