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1136 誰も教えてくれない質問するスキル 柴本秀徳

 図書館より。日経BP社。

 著者はコンサルタント。実際のセミナーの内容を本に直したもの。コンサルタントの本に読み慣れていない人には不向きかもしれない。
 この本の要諦は左から右に流れる要求ツリーである。あるお客が「中目黒に住みたい」と言ったとする。右には「間取りは?」「風呂は?」「家賃は?」と具体的な項目が並ぶ。そこをあえて左に行き、抽象的な質問をするのだ。「どうして中目黒なのですか?」と。「おしゃれな街だと聞いたから」という解答を引き出し、だとすれば青山でも吉祥寺でもお勧めすることができる、というのだ。(いわゆる、そもそも論だ!)

*相手が話しているときに、次に自分が何をしゃべろうかと考えている人を好きになれるかというと、あまり好きになれないと思います。

*マーケティングの世界ではよく「ドリルを売るな、穴を売れ」と言います。顧客はドリルというモノが欲しいわけではない。

*僕はマネジメントを、「チームやメンバーが機能する状況を作り出すこと」と定義しています。

 服装のだらしないメンバーに。
*「お客さんのところに同じ格好で行けるか?」「お客さんのところも、会社も、仕事場であることに違いはない。会社は身内だと思って甘えちゃ駄目だ」

*問題解決を助ける問いかけ
*いま、何が起きているの?
*この事態を○○さんはどう捉えているの?
*問題を解決するにはどんなアプローチが考えられる?
*問題を解決するために、私に何かできることはないかな?
 上司になったら言ってみたい。

#やっていることはシンプルです。質問しかしていません。「困っていることは?」「あるべき姿は?」「そこに至るまでのステップは?」「じゃあ、どこから手をつけますか?」

*2軸型の図でよく使われるのは「重要度」と「緊急度」

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