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1148 暮らしの中のあらもの 成美堂出版編集部

 図書館より。成美堂出版。

 荒物とは鍋や釜、ほうき、ちり取りなど主に台所で使われる品々である。
 幾つかのコラムはあるがあまり面白くはない。ただ単に荒物の写真と説明(ないものもある)、サイズ、値段を淡々と並べただけの本。だがそれがいい。

 例えばアルマイト。昔はなんでもアルマイトだった。お玉はみんなアルマイトだった。やや金色のかかった光沢。今のプラスティックのレードルは「溶けないかな」なんて気を使う。
 例えばざる。ざるってすごいよね。農作物、買い物(市場かごが格好いい!)、水切り、弁当入れ、脱衣入れ、米とぎ、農作業(箕=み)、万能選手だ。

 こんな品々が欲しくなるが、やはり問題は価格だ。ざるもちり取りもプラスティック製が108円で買える。今私が使っているものがそうだ。しかし「懐かしい!」と思った「トタン三ツ手ちりとり」は1,200円もする。給食かごなんて8,500円もする(耐久性が段違いなのは承知しています)。

 あと最高に欲しくなったのは靴べら。私はホームセンターで買ったプラスティックの90円くらいのものを使っているが(しかも紫色)、この本では三つ紹介されている。
*東京 真竹 5,800円
*ドイツ 樺 3,800円
*鹿児島 孟宗竹 700円

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