1155 《新装版》勝海舟の人生訓 童門冬二
図書館より。PHP研究所。
アメリカに行って民主主義を知っていた。「ワシントンの子孫は何をしていますか」と尋ね、知らないという返事に衝撃を受けた。
尊王か佐幕か揺れているときに、幕府がどうとかではなく国家のためというビジョンを持つことができた。
筋を通した。前項に反するようだが、幕臣として、幕府の顔を潰すようなことはしなかった。
自由自在な幕末の風雲児、勝海舟。弟子を取らなかったというのも彼らしい。
天璋院(篤姫)の贅沢を諌めるため、「おれの姉ということで町に出ましょう」と連れ出して庶民の生活を見せるわかりやすさがいい。
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