1169 アメデオ・モディリアニ 解説:アネッテ・クルシンスキー
図書館より。岩波アート・ライブラリー。副題、裸婦と肖像。
引き伸ばされた顔と首。瞳のないアーモンド型の目。アニメのような輪郭線。しかし首から下は思わず目を背けてしまうくらいエロティックだ。不思議!
画家モディリアニの作品を年代別に解説する。パリのイタリア人として、絵を学び、彫刻をあきらめ、女性を愛し、35年の短い生涯を終えるまでを作品を通して通観する。
自分に子供ができると『子供を抱いて座る女性』を描くところなんて無邪気だ。
またアングルの『グランド・オダリスク』の構図を活かすなど、古典の再生に力を入れていたことがよくわかる。
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