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1171 吃音のこと、わかってください 北川敬一

 図書館より。岩崎書店。副題、クラス替え、進学、就職。どもるとき、どうしてきたか。

 誰でも喋ることは簡単だと思っている。しかしそれができない障害がある。だからそれはたいてい嘲笑の対象になる。「みんなぼくのしゃべるとき ばかにしないでください」という子供の手書きの文字が刺さる。

 吃音には三つある。
 同じ音を繰り返す連発。
 音を伸ばす伸発。
 音が出てこない難発。本文の事例を読んでいると、あ行、か行、た行が多いようだ(だから「ありがとう」と言うべきところを「すみません」で代用する)。

*だけど、一人だけまったく違う反応を示す友達がいました。(略)吃音のせいでバイトがつらいこと、授業で発表できないこと、就職活動の面接が不安なことを打ち明けると、「ウジウジうるさいなー。自分の個性を隠しているやつが就職できるわけないじゃん! どもってもいいから、なんでも挑戦してみりゃいいじゃん! 言っておくけど、どもることより、そうやって言い訳している方が、何十倍もかっこ悪いかんね!」とはっきりと言ってくれました。
 最高の友達。

*私は4歳からピアノを習っていた。毎日の練習は嫌だったので、早くやめたかった。それが中学に入り、ふとしたきっかけで、音楽に感情移入できることがわかった。それからは今までひた隠しに隠してきた自分の本当の心をピアノにぶつけるようになった。満たされなかった心が一気に流れ込み、うれしくて泣きながら弾いた。
 この女の子はお母さんになり、二人の子供を授かった。二人とも吃音だった。家ではみんなどもり放題で話す。仕事はピアノの伴奏者である。

*入試の面接で5042の「ご」が出てこない。ぼくの考えた非常手段は、頭に「受験番号」という枕詞を付けることだった。

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