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1180 ちいさい言語学者の冒険 広瀬友紀

 図書館より。岩波科学ライブラリー。副題、子どもに学ぶことばの秘密。

 「か」にてんてん(濁点)をつけると「が」になる。「さ」にてんてんをつけると「ざ」になる。ところが、「は」にてんてんをつけてというと、「ぐぁっ」と喉から絞り出すような音になる。これは日本語の表記に例外があるからである。pの有声音はbであり、じつは「は」と「ば」は対応する音ではない。
 もう一つ。子供が「死ぬ」のことを「死む」と言った。これはなぜか。五段活用でナ行の動詞は「死ぬ」たった一つなのだ。だから言い慣れている「む」で終止形とした。
 というように、子供の発話を観察することで日本語の研究が進む、ほほえましい気分になる本。なるほど、著者は「とものり」さんではなく「ゆき」お母さんであったか。

*「おんな」+「こころ」は「おんなごころ」と濁音化する。しかし「おんな」+「ことば」は「おんなごとば」にはならない。二つ目の語にすでに濁音が含まれていると濁音化しない。これはライマンの法則と呼ばれている。ライマンさんは明治時代にアメリカから日本に来た鉱山技術者。

*どういうわけか「し」だけがさ行から仲間外れですが、実際に発音してみたら、「し」だけ歯茎より後ろで発音していることが実感できるでしょう。

*「っ」を外国人に尋ねる; 「次の音の構えをしながら、つまりスタンバイしながら一拍分の長さをおくことです。」

*くすぐられると「はずかしいよ」と言う; 「はずかしい」を「笑うべき状況」と学習している(三歳)

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