男の操 1~4話
テレビカテゴリは久しぶり。
業田良家氏の漫画『男の操』がNHKプレミアムでドラマ化になった。大好きな漫画なので告知されてから今か今かと待っていた。
第1話。あわれ回。こういうトゥウィートをした。
『男の操』をようやく見た。前半30分はあわれにぼろぼろ泣きっぱなし。あわれがあわのちゃんというのも縁。ママ上のグラマラスさにどきどき。クライマックスのど自慢で『男の操』を初めてなのにテレビと一緒に歌えるシンクロニズム。深情マリが美人すぎる。中年のはずなのに。次は万田さんのターン。
あわれの「パ↑パ上」とひっくり返る言い方と切ない表情、ドラマ化のうれしさに感情が追いつかないのだ。本当に泣きっぱなしでした。
第2話。ママ上回。
これは駄作。
みさおは「ぼくには純子がいるから」と純子一筋で、ほかの女の子には目もくれない。深情マリ社長の気持ちにも気付いていない。だからこそ万田さんがいじらしく感じられる、というのが原作の骨格である。(それがビッグバンを機に変わっていくのが見どころなのだが)
このドラマではみさおが万田さんに好意を持っており、ママ上がビデオで「浮気したら許さない」と脅迫するという、原作をまったく理解していない方向性で話を作ってしまった。脚本、わかっていない。
第3話。俵あきら回。
原作では「氷川きよし」似の後輩がモテる役を担っていたが、それが具現化された。七回しかないのにオリジナルストーリーをやっている場合か、と気を揉むが、「どっ恋しょ節」が最高である。「恋っしょ恋っしょ どっ恋っしょ恋っしょ」という高音のサビがキャッチー。
繰り返すが深情マリ社長の存在感たるや。「↑み↓さお」
第4話。面堂保回。
いきなり三浦フィーチャーで非関東ウォッチャーには「三浦? どこ?」となる。相変わらず保っちゃんの服装はおもしろいなあ。どこで買ってくるんだろう。みさおが「たもっちゃん」と言うのが滑舌がわるく聞き取れないのが残念。"t"音が聞こえないのだ。
あわれの演技が素晴らしい。目玉を動かしてから顔を動かすのだ。不信感の演技。
保っちゃんのお相手は黒谷友香という女優さん。スタイルが輝いている。
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