図書館より。ナツメ社。副題、自主性・向上心・思いやりを育み、子供が伸びるメソッド。
著者はドイツでプレーし、今もフライブルクで子供を育てながらサッカー選手の育成を学んでいる。
ドイツはワールドカップで何度も優勝している強豪国だが、2000年のユーロで予選で負けた。DFB(ドイツサッカー協会)は育成・強化をゼロから考え直し、2014年ブラジル大会で優勝したのは記憶に新しいところ。
・トーナメントでなくリーグ戦で、学びを次に繋げることができる。
・年齢によってピッチの大きさとプレー人数が決まっている。たくさんボールをさわることができる。
・自由交代
・色々なポジションを経験させる
・考えさせる
#2001年、ドイツに渡った僕が最初に所属したクラブはトップチームが10部リーグで、順位は一番下にいるクラブでした。そんなクラブにも、自前の照明付きのグラウンドがあり、練習後にはシャワーを浴びて、クラブハウスでビールを飲むことができます。
#一度、息子が風邪で寝ているときにその世話を妻に任せて、練習に行ったことがあります。何気なくそのことを口にしたら、アシスタントコーチをはじめ、子どもたちみんなからすごい剣幕で詰め寄られてしまいました。
#「何をしているの? そんなときは家族のところにいないとだめじゃないか!」
#たとえ自分たちが人生最高のスポーツをしても、相手がそれ以上のプレーをしたら勝てないのがスポーツです。
#ピッチ外とピッチ内はつながっている。普段の生活でちょっとしたことでウソをついたり、ごまかそうとする選手はピッチ内でも同じようなことをする。逆の場合もそうだ。プレーをごまかそうとする選手は、日常生活でも手を抜こうとする。(デットマール・クラマー)
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