1220 リーダーの教養 佐々木常夫
図書館より。ポプラ社。
結論は平凡である。知識があればいいというものではない。素直であり、親切であり、礼儀正しく、欲張らず、いばらす、まっとうに生きること。
しかし著者の豊富な人生エピソードと、きりりと締まる名言の数々に、ぐいぐい読ませる一冊。
#礼儀正しさ一つで、この会社の役員になれるよ
*大企業病に陥っていたトヨタは新しい社長が「もっといいクルマづくり」を理念に掲げたところ、業績回復を遂げた
#山口県では、「先生」と呼ばれるのは吉田松陰ただ一人
#空の容器ほど大きな音をたてる
#女将の差し出した勘定書を、みんなの目の前でびりびりと破いてみせる。「俺の自腹だ」というわけです。
#「偶然は、準備のできていない人を助けない(ルイ・パスツール)」
#「正面の理、側面の情、背面の恐怖」(中坊公平)
*環境立国の条件とは気候、自然、文化、食事の四つ。「おもてなし」なんかのために国際線に乗って来ない。
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