1221 広辞苑の中の掘り出し日本語 永江朗
図書館より。バジリコ。
書名どおり、広辞苑の中の、そんなに使われないが味わいのある言葉をお題にあれこれ書いたエッセイ。ゆるいけれど正義感にあふれている。
問題はイラストである。パラパラめくると女の裸や男性器が(ピクトのような絵柄ではあるけれど)出てくる。ちょっと人前で読みにくい。
#心理は語尾に宿る
*傍ら痛い; 片腹痛いではない。そばにいて心が痛む、の意。
*「コム・デ・ギャルソン」は「男の子のように」
#「じゅん伸び」新潟県限定の言葉なのか。県境ではどうなっているんだろう。長野県ではどうなのか。秋田県ではどうなのか。
忘れられています、山形県。
*「問い落とす」ための魔法のことばがあるわけではない。(略)それよりも「このひとになら打ち明けても誤解されない」と思ってもらえる関係を築くことだと思う。
#21世紀の日本の政治は、相手の失敗や弱点を見つけてつけ込むだけの目垂り顔争いになってしまった。
イデオロギーの違いがなくなってしまったから。
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