1234 コーノ式かなざわ珈琲 金澤政幸
図書館より。大和書房。副題、美味しいコーヒーの淹れ方。
円錐形で先っぽが切れているコーノ式ドリッパー「ドリップ名人」がこの淹れ方の肝である。一般的な扇型と違い、抽出液がたまらず、先にできた液が先に落ちるようになっている。
もう一つの肝は三分の一だけ使い、差し湯をするということである。実際に三分の一ずつメジャーカップにとってみる。一つ目はおいしい。これがかなざわ珈琲。二つ目は雑味がする。コーヒーが苦手な人はこの味が苦手。三つ目は「どこぞの健康茶」だそうだ。
編集もひたすらおしゃれ。余白を活かしたレイアウト。キャプションも「ひたひた」「ぽたぽた」なんて素朴さを感じさせる。
機械で淹れている私に役立ったのは、粉の表面にキスチョコくらいの凹みをもうけること。やってみよう。
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