1263 世界はもっと美しくなる 編・寮美千子
図書館より。ロクリン社。詩・受刑者。副題、奈良少年刑務所詩集。
『先生!』という本で気になった話があったので借りてみた。本当は一冊目の『空が青いから白をえらんだのです』が欲しかったのだが、ずっと借りられている。
…夢中で読んだ。止まらなかった。
どうすれば受刑者の心をこんなに開くことができるのだろう。魔法のようだ。「受刑者涵養プログラム」は三つの内容があるらしい。ソーシャルスキルトレーニングと、絵の教室、物語の教室の三つ。そして物語の教室では仲間たちからコメントをもらうことで、受け入れられる実感を持つのが大事なのかもしれない。
#不条理なことを押しつけてくる親を、嫌ったり避けたりできるようになるのも、実は自立と更生への大切な一歩です。
#ぼくは、母の教育が優れているということを周知させる存在でした。
*「今日一日、がんばろう」というのが、一番いい(薬物からの)離脱の方法だといいます。何度失敗しても、やり直したらいい。
#困ったときに、がまんにがまんを重ね、挙句の果てに大迷惑をかけるより、すなおに「助けて」と言える人になることが大切です。
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