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ボヘミアンラプソディ

 毎月1日の映画の日は本当に千円でした。
 「三回泣いた」などの評判を聞きつけて来場。地方出身のゾロアスター教徒があれよあれよとスターにのし上がる。傲慢になって落ちぶれる。彼女との恋もある。しかし一向に感情移入できない。地味だった彼女はどんどんきれいになっていく。その彼女よりもさえないおっさんのほうが恋愛対象になるというのだ。ライブエイドの再現は素晴らしいが、心は盛り上がらない。

 帰宅。調べる。この映画の裏の肝はいつの間にか加わったベースのジョン・ディーコンではないか。几帳面でロンドンジョークを愛し遠慮がちなのに機転が利くし怒らせたらいちばん辛辣。記者がフレディに「(ドラッグや酒で)最近顔色がわるいですが」と攻めると「先週風邪を引いた」とボケる。メンバーが喧嘩を始めると『アナザワン・バイツ・ザ・ダスト』のリフを弾き始め、みんなは「そのリフ格好いい」と喧嘩をやめて集まってくる。音楽好きなのだ。そのくせフレディが裏切ると「400万ドルで家族を買えばいい」と本気で怒る。

 映画『はやぶさ』が宇宙研のコピーを目指したように、この映画も実話の再現を目指したのだ。ちゃんとライブエイドを見てからまたこの映画を見たいと想う。

 あと出番はちょっとだけれどどう見ても本人に見えるほどそっくりのボブ・ゲルドフ。

おすすめマークほい! ★★★★

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