1349 サッカー・ルールの発見 福田純
図書館より。悠光堂。副題、ルールに隠された秘密を探る歴史と発見の旅。
サッカーのわく(ライン)はどうやってできたのか。なぜエンドを替えるのか。なぜキーパーだけ手を使えるのか。なぜセンターサークルがあるのか。
歴史調査と、まだサッカーをよく知らない小学生に色々なルールでサッカーをさせてみた実地研究が織りなすサッカーの起源。やや話が冗長で読みにくいところもあるが、日本サッカーの黎明期に指導にあたったおじいさんの記念の一冊であろう。
興味を引いたのはなぜタッチラインと呼ぶかの話。他の競技ではサイドラインと呼ばれることが多い。これは、ボールがラインから出たら、先にさわった(拾った)チームのボールになるというルールだったから。確かにどちらが最後にさわったかの判定は難しい。
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