1373 あっこと僕らが生きた夏 有村千裕
図書館より。講談社。副題、17歳女子マネージャーがナインに託した、命のバトン。
図書館で何度か見て、「読んだら泣かされるのだろうなあ」と気になっては書架に返してきた。夏の甲子園のシーズンなので意を決して借りた。
#練習試合でも、あっこが病院から外泊許可をもらって見に来る試合でばかり負けた。「あっこがいるときは、絶対に勝たないと」。そればかりが先に立ってしまい、チームプレーに注力することができないでいた。
#2009年3月3日、楊志館高校の卒業式。
#一人ひとりが名前を呼ばれ、壇上で卒業証書を受け取る。あっこの名前も、ほかの生徒と同様に、宮地先生に読み上げられ、静まり返った体育館に響き渡った。鼻をすする声が、あちこちから聞こえる。
正義感があって、目に光りのある女の子。
#死んだらー 死んだらー
#きっと じょうぶつできずに グラウンドの空にいるから。
#キモイゆーな 笑
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