1182 大人の“かくれ発達障害”が増えている 岩橋和彦・著 星野仁彦・監修
図書館より。法研。
精神科医など専門家に向けて書いた本ではない。「こんなに困っている自分って、ひょっとして発達障害なのかも?」と悩んでいる人に「大丈夫ですよ」と優しく手を差し伸べる本。
*DSM-5によるADHDの特徴
A 不注意
①注意力が乏しい
②集中力が続かない
③他人の話を聞いていない
④人の指示に従えない
⑤順序立てて課題をこなせない
⑥根気が必要な課題を嫌がる
⑦物をよくなくす
⑧注意がそれやすい
⑨毎日の活動で忘れやすい(メールや電話の返事、支払い、約束時間)
B 多動性
⑩そわそわ トントン 椅子の上でもじもじ
⑪座っていられない
⑫走り回る 高いところに上る
⑬静かに遊べない
⑭しゃべりすぎる
C 衝動性
⑮人の話を最後まで聞けない
⑯順番を待てない
⑰他人を邪魔する
以上のうち六つ以上(17歳以下では五つ)が六ヶ月以上持続し、学業・仕事の遂行に支障をきたすものはADHDと診断されます。
*(引用ここまで)
#大人になってから発症するADHDもある?
#今後のADHDの原因遺伝子を解明する研究にゆだねることにしましょう。
#実はこのスネ夫がノーマルなのです! 最初から、二枚舌三枚自他を使って巧みに圧力を切り抜ける、うまく距離をとり、ジャイアンに振り回されないように振る舞えるスネ夫タイプの人が、実はノーマルな健常者と言うことができます。
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