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イエスタデイ

 去年の12月1日は『ボヘミアン・ラプソディ』を見た。今年は『イエスタデイ』。イギリス音楽つながりだ。令和初の映画鑑賞。

 売れないシンガーとなぜか応援してくれる幼なじみ。地球になにか変なことが起こって(東京タワーも消灯する)主人公はバスにひかれる。たまたま歌った『イエスタデイ』を誰も知らない。困ったら検索するというのが21世紀流だ。世界からビートルズがいなくなった。

 ビートルズの素晴らしさを謳うために、「ビートルズのいない世界を設定する」というパラドキシカルな発想が素晴らしい。また緊張と弛緩のギャグがおかしい。大スターが家にやってくるという緊張場面で、お父さんが「おーい、醤油ないか」(本当は醤油ではありません)と外すのがよい。これは『タッチ』のテンポと同じである。南ちゃんが着替えると犬が「ワン」と鳴く。

 ラスト10分はもう泣くしかない。よかったねえ。よかったねえ。人生は続くよ。

おすすめマークほい! ★★★★★

 物語は現実とファンタジーを往復する。唯一ビートルズを知っている年老いた男女が登場する。これは誰なのか。ストーリーから言うとエリナ・リグビーとマッケンジー神父なのか。

 彼女と二人で"I wanna hold your hands"を歌うところなんて最高だ。

 一番笑ったのは「わかっていたら美容室に行ったのに」。こういうギャグは上質である。

 館内で「うわ」と声が上がったのは「J」が登場したとき。これはやられた。

 脚本は『ラブ・アクチュアリー』の人だとか。ヒュー・グラントがカメオ出演していないかな。

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