キャッツ
映画館。
賛否両論あったのだが、教養として演劇でも映画でもこれを見ておくべきだな、と来場。知らなかったが映画館「L」では木曜日がメンズデーということで1,100円(プラス駐車料金300円)で見ることができた。
「猫人間」を目指したということで始めは全裸に見えて目のやり場に困る。何というのかわからないが、ジャンプして空中で足を打ち付けるバレエの技術に目を奪われる。
序盤のおばさん猫がゴキブリを喰らうところで引く。このテンションが一時間続いたら嫌だな、と思ったらそのテイストはそれだけであった。
ストーリーはあってないようなもの。「一番の猫が選ばれて天上に行く」らしいがどうでもいい。これは「ダンスを楽しむ映画だ!」とスイッチを入れる。
自分のクライマックスは「電車猫」。タップダンスから外に出るところで三連続ピルエット。「うおう」と声が出た。こんな綺麗なピルエット見たことない! 大興奮。
手品猫のミストフェリーズがいい味を出している。
でも最高なのはやはり主役のヴィクトリアのフランチェスカ・ヘイワードさんだ。常におどおどしている。かわいい。歌が巧すぎないところもいい。捨てられたベテラン猫が大迫力で『メモリー』を歌うのに、ヴィクトリアは震えるような声で歌うのがいい。もちろん後ろ足を真っすぐ伸ばした跳躍なんてうっとりする。
イアン・マッケランという名前に見覚えがあったが、ダンブルドア校長だったのね。
最後の猫説教はちょっと興を削がれた。
おすすめマークほい! ★★★★
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