1212 じたばたナース 水谷緑
図書館より。メディアファクトリーコミックエッセイ。副題、4年目看護師の奮闘日記。
第一話がそっち系のナースマンの話だったり、ハデハデ新人が登場したり、題名通りのスラップスティック四コマ漫画。
そんな中に生死の話が出てきて重すぎる。
小児がんの子どもが「早く学校に行きたいなあ。」「戻ったら何したい?」「徒競走。リレーの選手だったの。」「え~すごいじゃん」
「もう走れないのに。その場しのぎで乗っかってむなしくなるな…」
そこへお母さんが「悟が『秋野さんが秋野さんが』っていつも話してくれるのよ。忙しいのに遊んでくださって」「これからもよろしくお願いします!」
「ナースが泣いていられるか!」とトイレで泣きながら気合を入れ直す話が好き。ロール紙だけでトイレとわからせるのもうまい。
#先生じゃないと患者が言うこと聞いてくれないんです
ドクターの操縦法。
#ご飯が食べられなくなって 便が出なくなって 歩けなくなって 血圧が下がって 尿が出なくなって 体に水が溜まって 意識がなくなって 息が止まるんです
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