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ゾッキ

 娘を学校に送った。始業式なので半ドン。8時45分からとは丁度いい。

 不思議な映画である。元は不条理漫画だと後で知って納得。

 いくつかのプロットの組み合わせだが、大筋は三つ。一つ目は恋愛を含む人間関係をこじらせた男が寝袋だけ持って自転車の旅に出る話。二つ目は怖そうな見かけの友達「伴くん」に「美人の姉ちゃんがいる」と嘘をついたら、友達を失いたくなくて嘘に嘘を塗り重ねる話。三つ目は父(元ボクサー)と遊園地に行きたい子供がボクシング部の部室にサンドバッグを盗みに入って幽霊に会う話(なんで盗んだのだろう)。

 いいところは女優さんが出る人出る人皆きれい。本田(お姉ちゃんの写真の代わりにされた人)役の木竜麻生(きりゅうまい)は華やかだ。アップになるとこちらが照れてしまう。柳ゆり菜はコンビニで長電話していた人かな。南沙良は女子高生か。
 伴くん役の九条ジョーがはまり役。よく見つけてきた。
 子役、潤浩(ゆんほ)の子供らしさがいい。あれが鈴木福だと思っていた。

 残念なところは女性の扱い方。自転車男が「旅の恥はかき捨て」と女性に痴漢をしようとして前から見たら老婆(それほどでもない)だった、なんて何十年前のネタか。
 レンタルビデオ屋のアルバイト青年が明日出勤する自分のために付箋紙に「おはよう」と書き、ある日その代わりに卑猥な言葉を書く、という話がある。ある映画レビューを見ると、「(地元の)蒲郡の公的機関が勧めるから子供を連れて行ったのに!」という怒りの言葉があった。
 「高校のクラスで二番目に美人だった」役の吉岡里帆も、オープニングで牛乳を吹く。美人が牛乳を吹いたら受けるよね、という気持ちが見える。

おすすめマークほい! ★★

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