1212 ティム・バートン イアン・ネイサン
図書館より。玄光社。翻訳、富永和子・富永晶子。副題、鬼才と呼ばれる映画監督の名作と奇妙な物語。
ティム・バートンは自分と対話し、自分の好きなことだけを映像化する人である。
人付き合いは下手。世間は監視してくる。好きなものにはとことん取り組む。ガジェット大好き。父親は近くにはいないが、超克の対象である。『シザーハンズ』『チャーリーとチョコレート工場』『ビッグ・フィッシュ』のいくつもの場面が思い浮かぶ。
そしてこの本からはそんなティム・バートンを大好きな人達が作った本だ、という好意的な視線が感じられる。
今度見ようリスト。『マーズ・アタック』『バットマン』『アリス・イン・ワンダーランド』『ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち』
#バートンはこの物語を、チャーリーを通して救われていくウォンカの心の旅だと捉えていた。
#「監督と寝ているからという理由で、あの役を手に入れるのは嫌だったのよ」
ヘレナ・ボナム=カーター。『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』で。
*ウォンカ少年は僕なんだ。僕の歯はでかかった。口の中に機械を付けるなんで嫌でたまらなかった。
#2002年バートンはヘレナ・ボナム=カーターと連れ立ってレイク・タホに住む母のもとを訪れた。母が亡くなる少し前のことだ。驚いたことに、壁には彼が作ったすべての映画のポスターが貼ってあった。それに関してはどちらも何も言わなかったが、バートンはそれを見て「震えるほど感動した」という。
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