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1230 菊池省三流奇跡の学級づくり 菊池省三

 図書館より。小学館。関原美和子・構成。副題、崩壊学級を「言葉の力」で立て直す。

 類書より具体的に先生の指導を観察している。

#私は、担任が自分の得意分野を生かした学級経営をしていくことが大切だと考えています。専門性や科学性をより発揮できる強みがあるからです。
 最近は貼りものすら統一をうるさく言われる。

#ここで、「仲間外し」という減少だけをとらえて、真木さんを叱るのではなんの解決にもなりません。まずは真木さんの話をよく聞きます。すると、本当は花井さんと仲良くしたいのだけれど、どうすればよいのか術を知らないという背景が見えてきます。

#知恵がないものがいくら頭を絞っても知恵は出てこないよ。人と出会い、本を読んで知恵をつけなさい
 先輩、桑田泰助先生の言葉。

#いじめ問題が起きたとき、「そんなつもりはありません」といじめた子供が教師の追求から逃れようとすることがあります。この時、教師は「いじめかそうじゃないかを決めるのは、先生です。あなたたちではありません」と断言することが必要です。

#絶対にだめだ
#①教師に対する不遜な態度
#②時間を守らない
#③忘れ物をする
#隣の人が見せてあげなければいけない理由などないのです
#④掃除や給食など、当番をさぼる

#6つの鉄則
#①子どもの「過去」は問わない。
#②子どもの情報を把握し、先手を打つ。
#③子どもを「見る」だけではなく、「眺める」視点が大切である。
 距離を縮めすぎない、ということ。
#④教師は、M(母親)、F(父親)、C(子ども)の三つの役割を演じ分ける。
#⑤”ほうれんそう”は早めに。
#問題行動が起きたときは”消火”に目がいきがちですが、生徒指導で本当に大切なのは、早くに子供のサインに気づく”防火”です。
#⑥特別な配慮が必要な子どもへの対応。
 保護者が外国籍だったり、発達障害を持っていたり。

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