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1223 これからの投資の思考法 柴山和久

 図書館より。ダイヤモンド社。副題、元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた。

 言いたいことは二つ。
 資産運用の要点は「長期・積立・分散」。
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 白眉は巻末の自伝パート。東大を出て大蔵省に入る。仕事では億や兆のお金を扱うのに、食堂のランチは数十円差のメニューに悩む。借金をして英語を学び、イギリスの財務省で働く。退職しパリのビジネススクールで学ぶ。ここが貧窮のどん底で、スターバックスで一杯のコーヒーを妻と分け合っていると、裕福そうな老婦人がペットの犬にマンゴーフラペチーノを与えることにショックを受ける。マッキンゼーに入社し、飛行機はファーストクラス、ホテルはコンシェルジュが付いてスイートを使い、空港では並ばずに入国でき、黒塗りの自動車が待っている。

*バートランド・ラッセルの七面鳥; 人間は毎朝エサをくれるから親切だと信じる。しかし感謝祭の前のある日、七面鳥はその人間によって殺される。

#投資信託の中には株式や債券などが一定の割合で組み合わさっている「バランス型」と呼ばれるものもあります。バランス型をひとつ買えば、複数の資産を持てることになりますが、多くの富裕層はこうした方法は取っていません。
#最初はいいのですが、時間が経つにつれ、株式の割合が年齢と合わなくなります。
 若いときは株式を半分以上、年をとったら半分以下、とのこと。

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