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1365 子どもの心が見えてくる 佐々木正美

 図書館より。ゆいぽおと。副題、エリクソンに学ぶ。

 エリクソンは算数を例えに、子供の成長には順番があってそれは逆にできないという。数を知らない子供が掛け算ができないように、首がすわらない子供がはいはいをできるわけがない。赤ちゃんのころ養育者に絶対的に信じられたから、幼児になって我慢ができるようになる。
 エリクソンの弟子から教えを受け、エリクソンの研究に生涯を捧げた著者の言葉を仲間がまとめた本。だから話の重複もあるが、それでも言葉を次代に語り継ぎたいという静かな熱気を感じる。

#活き活きした相互関係というのは、双方とも、防衛的な態度がなくて済む状態です。「こんなことをしたら嫌われるかな」「こんなことをしたら叱られるかな」という不安がない状態です。

#エーリヒ=フロムは、人間のあらゆる努力は社会的孤立を避けるためにあると言いました。

#ロバート=エムディは、生後六ヶ月から一歳半ないし二歳くらいまでの間の育児の仕方が、将来社会的なルールを守って行動できる人になれるかどうかをほぼ決定づける。それほど感受性が重要な時期だと言っています。
#胎児期の九か月を含めて三三か月――生まれたあとの最初の二年で、ほとんど決定的に決まっていると言っています。

#「すぐにできるようにならなくてもいいんだよ」というメッセージを伝えながら、大切なことをコツコツ繰り返し教えてあげることです。「ちゃんとできるようになるまでいつまでも待っていてあげるから」「何回でも教えてあげるから」。

#こちらがコントロールするのではないのです。それは他律です。親の前でよい子で保育園で手のやける子どもというのは、他からコントロールされている、自律性が最もない子です。
#自分は育児が上手だからいい子にしているが、保育園は保育が下手だから難しい子になる、こういうふうに思う親がいるのです。

*学生が自転車置き場に自転車を置かないことが問題になっています。もっと自分にとって便利なところに置こうとする。人には迷惑です。そんな簡単なことができないのです。でもそういう学生を単純に叱る気はしないのです。他者への配慮がないということは、自分への配慮を十分得てこなかったということなのですから。

#ある暴走族の少年たちに「鈴鹿サーキットを開放してくれたら、思いっきり走ってみますか?」ときいたことがあります。彼らは「観客がいたら走る」と答えました。
#「こっち見て行動」なのです。
#しかめ面でもいいのです。顔を向けてくれることが大切なのです。
#人間というのは、屈折した人間関係でも、なくては生きていかれないのです。

#かつて、家族があった時代は、子どもたちはままごと遊びが上手でした。そしておかあさん役が花形でした。みんながしたがるので、おかあさん役を選ぶのは大変でした。
#ところが、今はみんなおかあさん役を嫌がるのだそうです。
#それならおとうさん役かというと、お父さんはとっくの昔にいないのです。
#おかあさん役は、やり方はわかるけれども嫌なのです。無理におかあさん役をさせると、命令ばかりしているそうです。
#ではどんな役をやりたがるのかというと、ペットなのだそうです。

#恋愛というのは人を愛する行為なんかではないのです、原則は。愛されたいという感情から始まるのです。

#人を豊かに信頼でき、自分を信じることができるから、子どもは自分で自分の衝動をコントロールできるようになるのです。

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