1376 この目、誰の目? 魚の目図鑑 鈴木香里武
図書館より。ジャムハウス。
著者のトレードマークはセーラー服。
魚の眼をアップで映し、ページをめくるとその魚の説明が出る。
構成が素晴らしい。最初はグラデーションがかかった目で驚かす。キラキラする目。丸くない目。そして普通の真っ黒い目。
目を貫いて縦の線(横じま)を持つ魚たちがいる。これは目の位置をわからなくする工夫だと言う。
最も目を奪われたのはタテジマキンチャクダイの幼魚。「通称“ウズマキ”」という「小さな玉を転がして遊ぶ迷路ゲームのような模様」が美しい。その表現も秀逸である。
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