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【雑文106】持ちつ持たれつ

106・持ちつ持たれつ

 語末の長音問題は「慣習に従ってどっちでもいいよ」になったみたいです。
 「持つもつ」問題は昭和27年に出された「公用文作成の要領」が諸悪の根源。正しくは70年も前の株を守る木こりがわるい。そう言えば句点に「,」(カンマ)を使うのもこいつのせいだ。
 昭和27年は大英帝国のエリザベス女王が即位し、GHQが廃止され、日本の国連加盟にソ連がベトーした年だ。

 今年(令和4年1月7日)の「公用文作成の考え方」について(建議)」では大きく刷新された。
▼句読点は「、」と「。」(横書きでもカンマではない=用いてもよい)
▼カッコを重ねても(()) 「「」」でよい
▼【】を「隅付き括弧」と表現した。←「墨付き括弧」ではないのか。
▼活かす→生かす
▼例)当事業は一時休止を決定した。ただし、年内にも再開を予定している(日程は未定である。)。 ←このマルとじかっこマルは気持ちわるいよ!
 「持つもつ」問題がこれ(令和4年「公用文作成の考え方」)にはない。どうなるのだ「持つもつ」。

 あ、デジタルを「ディジタル」を書く場合もあったなあ。外国語まで含むとこの問題は大きすぎる。

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