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1385 ワラをつかむ男 土屋賢二

 図書館より。文春文庫。

 「魔の二歳児」が傑作。
#岡本氏の話を聞いて、二歳児に成人女性の性質(欠点と言ってもいい)の萌芽が見られることが分かった。
#①表現力 その子は「パパの顔ばっちい」とか「パパキライ」と言うらしい。語彙は乏しいのに、必要なことを言う表現力といい、ことばを攻撃の道具として使う点といい、成人の女と同じだ。

 退官を期に転居した顛末を記した「そして神戸に」を巻末に収める。また悪友の哲学者佐藤徹郎氏の解説も著者と同じ音色を奏でていて楽しい。

 おなじみの「途中で骨折する文章術」がお見事。
#妻は掃除好きで、暇さえあれば一週間に一度は部屋を掃除している。

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