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1388 ウチの江戸美人 いずみ朔庵

 晶文社。ポーラ文化研究所監修。

 もともとはポーラのホームページに載せる数行の記事と一コマ漫画。その漫画は現代女子ちゃんと江戸美人ちゃんが何も説明もなく共同生活を送るという発想が大勝利。江戸と現代を対比させながら化粧文化を学ぶという教養あふれる意義のあるページである。
 本ではさらに四コマ漫画を新しく描き下ろしている。物語としても二人がカルチャーギャップを感じたり、お互いの生活に興味を持って体験したりと微笑ましい。軽くケンカできる距離感がいい。イラストとしても線に品があって美しい。とくに現代女子ちゃんがショートパンツでとんび座りするときの脚からお尻にかけての先は優美でさえある。
 著者は和服の似合う綺麗な方である

#生理のときだけは特別で、褌のようなものにボロ布や浅草紙(再生紙)を挟んだ「お馬」と呼ばれる下着を締めていました。

*四月一日(わたぬき); 江戸時代、冬の間に着物や羽織に入れていた綿を四月一日に抜いていたことからの当て字なのだそうです。

#衣服の歴史では、最初は下着だったものがだんだん普段着として認知されるようになり、普及していく、というパターンが多く見られます。
 小袖(着物の原型)も、浴衣も、ワイシャツもそう。

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