1406 聞く英語 内田富男
図書館より。アルク実践力徹底トレーニング。総合監修吉田研作、監修和泉伸一。
専門的に英語を学ぶ大学生向けに、かなりきつめのリスニング教材を40本。アマゾンのレビューだと「英検2級以上」とあるが、準1級で1級を目指す私にとってもつらい。
会話、放送、プレゼン、会議とテーマが様々なのはもちろんのこと、言いよどみや同時発音があったり、雑音が交じったりとあの手この手で苦しめてくれる。おもしろいのはカナダやオーストラリア英語の話者も採用していること。カナダ英語は癖がないと思っていたが、意外とポイントはあるのである。
「わからなくても聞き続ける」「ミッション(課題)ができなかったら、“聞き取ったチャンクに印をつける”問題に取り組もう」(屈辱)という圧倒的なトップダウン視点がむしろ心地よい。
*特徴的なのは-ou-の発音で、アメリカ英語では「アウt」ですが、カナダ英語では「エウゥt」のように発音されます。
*語尾のeh,もカナダ英語を特徴づけるものですし、thoughの多用や、definitelyの代わりにfor sureを使うのもカナダ英語特有の表現法です。
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