1407 バッチリ身につく英語の学び方 倉林秀男
図書館より。ちくまプリマー新書。
英語を得意になりたい高校生向けにその勉強法を説く。と言っても学問に近道はない。結論は「地味な努力をずっと続ける」というありふれた題目である。ではなぜそうなのか、何をどのようにすればいいのか、文法はどう役に立つのか、丁寧に説得を続けるような文体である。
「ハリー・ポッターを読めるようになりたい」という生徒に多く会ってきたのだろう。ハリポタを引用することはできないが、エマ・ワトソンが国連でジェンダー平等について行なったスピーチを取り上げたのがうまい。「私のことをハリポタガールだと思っているでしょ?!」なんて。
「こおにたびらこ」のイラストもポップで味がある。
*subsideのsideは「側面」でなくて「座る」
*presidentは「一番前に」「座る」
*語源による学習法は、基本的な1,000語以上が頭に入ってから
*The Japan Times alpha online; 一面記事一つを無料で読むことができる。
*Asahi Weekly
#My school did not limit me because I was a girl.
*否定のあとのbecauseは「だからといって」
私の学校は私が女だからといってとやかく言ってきませんでした、くらいの意味か。
*happily, sadly, strangely, franklyなど、文全体にかかる副詞は話し手のコメントを表す
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