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1421 枕草子 下 清少納言 面堂かずき

 図書館より。金の星社。NHKまんがで読む古典シリーズ。

 本編も楽しいがそれ以外が充実している。まず十二単の解説がいい。十二単とは布がどうなっているのかよくわかる。また枕草子本編にはない伊周(これちか)追放のくだりもわかりやすく語られている。枕草子はあくまでも「定子様との優雅な生活」を書いたものなので、暗い話は書かれていないのだ。
 書で有名な藤原行成は何度も簾(すだれ)をくぐってきたとか。茶飲み話で終わるわけはないので、のろけ話なのだなあ。

 漫画家がシリアスもギャグも丁寧に心を込めて描いているのが伝わる

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