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1411 骨ストレッチ・ランニング 松村卓

 図書館より。KKベストセラーズ。モデルは渡辺潤一。天文学者ではなくてランナー

 親指と小指で輪っかを作り、体のいろんなところをつかむ骨ストレッチが歩き(または、走り)出したらこうなった。
 まずは常識を疑う。ウォームアップにストレッチや腹筋をすると体が動かなくなる。ではどうするか。ほぐす。お腹に指を突っ込む「腸ほぐし」。おなじみ「マグロの中落ちストレッチ」。「手ほどき」「足ほどき」(ナックルで甲をマッサージ。指を一つずつ回す。手の合谷(親指と人差指の間のツボ)を刺激する)。「大腰筋ほぐし」では親指と小指で両側のくるぶしの下を前後にマッサージする。

 著者の運動は単純なのがすばらしい。一度本を読めば、下のメモを見るだけで「こんな運動だっけな」と思い出すことができる。これは流行る。

*手首肩甲骨ウォーク 手首背伸びウォーク 足首前屈伸ばし 足首ハムストリング・ストレッチ 胸ひっぱりウォーク 鎖骨ひねりウォーク 手のひら返し 大腿四頭筋ほぐし

*膝体側伸ばし; 床に座って片方の足を伸ばし、同じ側の手の親指と小指でひざのグリグリを押さえる。反対側の親指と小指で輪を作り、腕と一緒に体側(脇腹)を伸ばす。

#親指はブレーキ、小指はアクセル
 これは実感した。文字が上手く書けないとき、親指から力を抜いたり、数ミリ上げる(ペン先から遠ざける)と改善される。

#あばらウォーク
 これは実感できる。ただ手を当てているだけなのに、肋骨が伸び縮みするのがわかる。

*仙腸関節ほぐし; 仰向けに寝て、片方の膝を立て、同じ側の親指と小指でくるぶしを押さえる。そのまま膝を内側に曲げてブラブラさせる。
 仙腸関節は大きく動かない関節なので動かすとすっきりする。

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