1410 源氏物語 紫式部 鳥羽笙子
図書館より。金の星社、NHKまんがで読む古典。
夕顔、六条御息所、紫の上、末摘花、朧月夜の五つのエピソードを収める。今更だが構成がうまい。スタンダードな夕顔。年上の御息所の次は泣きべそ紫。末摘花で箸を休めたら須磨のエンディング。
鳥羽笙子の絵が見事である。御息所の思いつめた眼差し。若い紫の上の表情がころころと変わるところも楽しい。
鳥羽笙子さんは若くして亡くなったとのこと。残念。高川ゆんのページが一瞬だけ読める。42歳で亡くなったとは。
これも今更だが、光源氏はケダモノ。
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