1410 源氏物語 紫式部 鳥羽笙子
図書館より。金の星社、NHKまんがで読む古典。
夕顔、六条御息所、紫の上、末摘花、朧月夜の五つのエピソードを収める。今更だが構成がうまい。スタンダードな夕顔。年上の御息所の次は泣きべそ紫。末摘花で箸を休めたら須磨のエンディング。
鳥羽笙子の絵が見事である。御息所の思いつめた眼差し。若い紫の上の表情がころころと変わるところも楽しい。
鳥羽笙子さんは若くして亡くなったとのこと。残念。高川ゆんのページが一瞬だけ読める。42歳で亡くなったとは。
これも今更だが、光源氏はケダモノ。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 1549 決定版極める愉しむ珈琲事典 サザコーヒー鈴木太郎 総監修(2023.03.24)
- 1548 新型コロナの大誤解 西村秀一(2023.03.23)
- 1547 人間関係に役立つ傾聴 古宮昇(2023.03.22)
- 1546 超訳歴史書図鑑 監修・伊藤賀一(2023.03.17)
- 1545 村上春樹クロニクル BOOK1 2011-2016 小山鉄郎(2023.03.16)
コメント