1460 ひらめき!英語迷言教室 右田邦雄
図書館より。岩波ジュニア新書。副題、ジョークのオチを考えよう。
主な内容は名言をもとにしたクイズ。基本は穴埋めで、四択もある。そして終章には1ページ程度の英文を載せ、オチを問うちょっと難しめのクイズがある。私は九つのうち三つしかわからなかった。
街角の粋な英語を写真に撮って集めるコラムがいい息抜きになっている。
*ラテン語では比較の対象を英語のtoに当たる語を使って表します。そこで、prefer A to Bという言い方が生まれたのです。
superior, inferiorなどもそうか。
#ラテン語ではShe caught him by his arm.
#そのときにたまたま捕まえたのが彼の腕であった、ということです。
*医者が診察で腕を診たり、脈をとるようなときは、The doctor took his arm.のように言います。
英語の変な表現だなあ、と思っていたが、ちゃんと意味はあったのだ。
*I don't drink and drive.では"drink and drive"が1つのまとまりになっています。つまり「飲酒運転はしない」と言っています。
not A or Bでなくて、not A and Bの場合。
#huffは息を吸う、puffは息を吐く、でhuff and puffという表現もあります
ハリー・ポッターのハッフルパフはそこから来ているのか(今後読みたいから調べない)。
*Casablancaという映画で主人公がヒロインに言う"Here's looking at you."という台詞がありました。この台詞を翻訳家の高瀬鎮夫さんは「君の瞳に乾杯」と訳したのです。80年経った今でも色あせない名訳です。
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