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1469 ヨーロッパ各国気質 片野優・須貝典子

 図書館より。草思社。副題、ニュースでわかる。

 人間の性格は十人十色なので国民の気質を言い切ってしまうのはなかなか難しいが、それを割り切って、おもしろニュースを取り混ぜながらヨーロッパ諸国民の気質を紹介する。

#ゴミ問題には、地元マフィアのカモッラが絡んでいた。産業処理に携わっていたカモッラは、イタリア北部の工場から出た産業廃棄物を処理せずに、単にトラックで地元に運ばせて不法投棄することで巨額の利を得ていたのだった。
#カモッラをモデルにした映画『ゴモラ』は、カンヌ映画祭でグランプリを受賞。二〇一一年一一月、日本でも封切られ話題となった。

#国連が、「世界の他の地域で食物が不足していることに関し、あなたの意見を正直に聞かせてください」というアンケート調査を行ったところ、次のような反応があった。
#ヨーロッパ人は「不足」とは、何を意味するのか理解できなかった。
#アフリカ人は「食物」が、何を意味するのか理解できなかった。
#アメリカ人は「世界の他の地域」が、何を意味するのか理解できなかった。
#中国人は「意見」が、何を意味するのか理解できなかった。
#そしてイタリア国会では、「正直に」とは何を意味するのか、今も議論中である。
 新しいタイプのジョークだ。

#もともとのカステラの意味は「城」。天ぷらは「調味料」、メリヤスは「靴下」、寿司のばってらは「小舟」、おんぶは「肩」、ミイラは「痩せて青ざめた人」を意味する。

#二〇〇五年、ロシアのプーチン大統領をフィンランドに迎えた際、女性のハロネン大統領は国賓をサウナに招いた。男女別という伝統は守り、大統領代理として、ハロネン大統領のご主人がプーチン大統領とサウナを共にした。
 ご主人、災難。副大統領は何をしていたのか。

#そんな田舎道の行く先々で、よく見かけるのがイスラム教寺院の細長い塔のミナレットだ。このミナレットが見えるのはムスリム系住民の村、十字架の教会があるのはクロアチア系カトリックの村、十字架に二つの横木を加えた八端十字架があるのはセルビア系正教会の村と判別できる。
 著者の二人はベオグラードに住んでいたことがあり、旧ユーゴスラビアに詳しい。

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