1477 ふしぎな昆虫大研究 ぬまがさワタリ
図書館より。KADOKAWA。監修・丸山宗利。副題、超図解ぬまがさワタリの。
読書好き高校生、赤い髪の不登校、自称天才昆虫学者。この三人と虫ロボットがやいやい言いながら昆虫の生態を解き明かす。特に生殖行動についてこだわる。性選択(性淘汰)という言葉が繰り返される。
オールカラーのイラストは美しく、それでいて昆虫の生態をギャグにする。対象を楽しむ密度は水玉螢之丞を思い出す。これはいい著者を見つけた。
#これは「運搬共生」と呼ばれる寄生関係だ! 洞窟のノミ、コウモリ、ハサミムシの間で本当に成り立っていると確認されれば世界で2番めの事例になるんだとさ…
#「眼鏡」はわかりますけど何が「ウラ」なんですか?
#いや、「メガネ・ウラ」じゃねーからな… 巨大な(mega)翅脈(neura)で「メガ・ネウラ」ね
#バッタを意味するLocust(ローカスト)という言葉の語源は「焼け野原」という意味らしい…
#歴史に名を残すような芸術家の絵画にもコチニールの「赤」が使用された
#これがホントの絵画ラムシ
レンブラントもゴッホもコチニールで赤を出した。
#ニコニコゴキブリ グリーンバナナゴキブリ ハテナゴキブリ
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