週刊ポーシャ20221015

　月曜日。朝、出たと思ったら戻ってきた。電車でなくスージーのクルマに乗って登校。帰りにどこか悪かったの、と尋ねる。「雨が降って、駅から学校まで歩くかと思ったら心が折れた」　それでママに甘えたということ？　「うん」

　火曜日。大学の二次試験のホテルを予約する。大学の駅の最寄りホテル、駄目。大学の西側のホテル、駄目。西に行く、駄目。東に行く、駄目。結局乗り換えありのちょっと遠いところになった。その後、「全国旅行支援始まる」というニュースを知る。

　水曜日。ホテルはシングル朝食付きで約１７㌔円。冷静になると「高いな」と思う。昨日は満室ばかりで判断がおかしくなった。でも二次試験の日はそんなものか。ホテルは有名な街にあり、有名な公園がある。古着屋が多いんだよ、と言うと「いいなあ、行きたい」と喜ぶ。「時間あるかな」　二次試験は科目が少ないからあるはず。いやそういう問題ではない。

　木曜日。この辺にフランス料理店がある。「フレンチ料理？　フランス料理？」とわけがわからなくなっている。画像検索。オムレツ、ピラフ。ジャンバラヤ。「食べたい！　おいしそう」「そう言えば地理の時間に先生が四川料理の写真を見せた。麻婆豆腐とか。３時間目は一番お腹がすく時間なのに」　夜９時半に帰ってきた。さぞかし空腹であろう。

　金曜日。記述式模試。英語は東大のように膨大な英文を出題され、要約する形式が出た。「東大ほど英文は難しくないけど、時間を取られて35ワード以上の作文がそこまで書けなかった」と悔しがる。

　土曜日。模試の続き。「午後４時に終わる」　次の日はマラソン大会で朝が早いから早く帰ってきてね、と言ったのに１９時現在まだ帰ってこない。
【付記】２１時半に帰ってきた。最近の平日の時間だ。オールフリーを飲んで待った。