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1478 ランニングの成功法則 木村誠

 図書館より。主婦の友社。副題、9割のランナーが知らない痛みと悩みの最速解決法。

 著者は「モノ・カラダ・プラン」理論を唱え、千人以上のランナーの足を見て、日本にない「足科」を提唱する。ほかのランニング本はカラダとプランのことしか書いていない。技術の足りない医者は「痛かったら休みましょう」しか言えない。という感じで逆張りの記述が多い。一行あけが多くブログのようだ。
 それでもなるほどと思わせる記述がいくつもある。

#あらゆるランニング障害の根本原因は足部の過回内だからです。英語ではオーバープロネーションといいます。
#簡単にいうと足首が内側に倒れ込むことで、専門的には足部(距骨下関節)の過回内と表現します。
 足首が内側に入るということで、ニーインという表現も使われている。反対語は過回外、オーバーサビネーション。

#「サポート性が高いシューズ」とは?
#1 かかとが硬い
#2 ねじりづらい
#3 指の付け根からだけ曲がる(MPT関節部分だけ曲がる)
#指の付け根(MPT関節)部分からのみよく曲がり、足の真ん中(リスフラン関節)部分からは曲がらないこと。
#この3点を満たしているのがサポート性が高いシューズです。

#オススメしているお手軽食品は、卵、アボカド、パプリカです。

*その場で立ってカラダを前屈させます。その硬さを覚えておきましょう。思い切り深く息を吸い、風船をふくらませるように思い切り息を吐く。最後の最後まで吐き切る。という全力の深呼吸を5回やってみてください。その後同じように前屈をします。ふしぎなことに、1分前よりもカラダが柔らかくなっていませんか?

*脚振り前後; 片足を大きく振る
*バックステップもも上げ; 足を後ろへ引き、一気にもも上げをする
*肩甲骨上下;バンザイして手のひらを内向き、そこからひじを斜めに引き、手のひらを外に回す
*肩甲骨前後; ひじと手の甲どうしをくっつけ、猫背になる。そこから胸を開き、手のひらを外に回す。

 「ランニング中の意識を変える」方法はたったこれだけ。
*おなか高くドリル
*1 自然に立ち、おなかを高い位置にキープ。肩はリラックス。
*2 棒になったイメージで、そのまま前に倒れる。
*3 前に倒れる力を利用して、そのまま走り始める。目線は前へ向ける。
 走りながら難しいことを集中して考えられない、と割り切る。

#シューズの寿命はおおむね「走行距離600~1000kmもしくは2年間」と把握するといいでしょう。

#私はニュージーランドの矯正用インソール「フォームソティックス/Formthotics」の日本普及に携わっている立場の人間です。

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